釣りを学ぶ。魚がスレる

釣りを学ぶ。魚がスレる

最近の釣行において、魚が「スレ」ると言われることを実感することが多かったので、「スレ」について考えてみました。

魚のスレの基準

魚の警戒心というものは、あくまでその魚の経験から来ている。

魚がルアーを「ベイトではない」と見抜く要因として、

①ルアーの動き

②ルアーの音

③ルアーの色

④針の色

⑤ルアーの装飾品

⑥ラインの存在

⑦人の存在

⑧ルアーで釣られた。もしくは掛ったが逃げた。という経験

大まかに上げてみると、こんな感じでしょうか?

①、②、③、④、⑤、⑥はルアーや道具の問題であり、これは各メーカーさんや釣り人の中でも意見が分かれるし、実際の所は魚にならないと分からない部分もあります。

たとえば、すごい極端な話で日中のクリアウォーターで蛍光色やチャート系のルアーを投げても魚は食ってこない。

これも一種のスレ。見切られていると考えられます。

様はスレとは見切られていると解釈できるものだと思います。

しかし、ここに濁りや風、夜になったとたんそのルアーは見切られずらくなり、スレる可能性が低くなります。

ラインも補足すれば見切られにくいですし、スナップについても、極論を言えばルアー直結です。この辺は水質やルアーのアクションにもよりますが・・・

ようは、ルアーやラインなどの道具が与えるスレの要因は、人為的に回避することが出来るという事です。

スレやすいルアー = アピールが強い!

アピールの強いルアーとは・・・

1.自然界(水中)では存在しない色

2.激しい振動やフラッシングを生むルアー

3.大きいルアー

この辺でしょうか・・・

活性が高ければ良いが・・・

例えば、明らかにベイトを捕食しているケース、ナブラに集まっている場合、上記の1,2,3は有効に働きます。

また、水面上の目に見える範囲では活性が感じられないが、水温が高く、潮が動いている場合でも有効であり、ボトムの魚を引き出す事が可能。

すぐに解決できないスレの要因

問題は⑦、⑧の要因です。

⑦は人の問題なので、しょうがない部分もありますし、誰も立ち入らないような自然いっぱいなところで偶然アングラーが出会ったら、それなりに気を配るという事が大事だと思います。

・相手の立ち位置やキャスト範囲

・同じエリアに居る魚の警戒を上げるような行為

  〇ナイトならライトをつける

  〇音を立てる(大きな声を出す等)

  これらは最低限のマナーとして釣り人なら心掛けたいところです。

暗闇でライトをつけてはいけないなんてことはないですが、水面を照らさないとか、意識しているかどうかが問題だと思います。音に関しても同じです。

そして・・・

⑧について

最近になって、⑧が一番重要だと感じております。

これは釣りを続けていくうえで、または1回の釣行を良いものにする上で重要だと感じます。

たとえばサーフなどのエリアで回遊魚を狙う場合などは問題ないのですが、小場所、や中規模エリアなどで魚を釣り上げる際に意識しておくと良いと思います。

アピールの強いルアーは最後か、ポイントに対して1投で勝負する。

最初に挙げたアピールの強いルアーは、活性が高い時以外は後から試す方が良いという事。

さらに言えば、何投もすると、ルアーを対象の魚に見せる事になるので、見切られてしまいますし、人の存在を確かなものとして認識させてしまいます。

色付きで、かつ太字で演出しましたが、

そうなんです。

最近こんな経験が多々あったので、

自分自身に言い聞かせるべく、この文章を書いております。

まず、スピンテールジグ!! 経験状、魚が居れば最初の1投でアタリがある。ソフトワームも同様です。そしてそこで乗らないと次はない。(水深があって魚がたくさんいるようなポイントは別)

次にミノーのジャーキング、トゥイッチ、ウォブリング系です。

上記の理由でスレさせた小場所で、さらに何度もキャストしてスレさせるという・・・悪循環が。

そう・・・

それは私です。

最近気が付きました、そうなんです。

スピンテールジグで1投目でバラしたら、そりゃもう一回投げたくなりますよね。ソフトルアーをショートバイトされたらもう何度も同じルートを投げたくなりますよ。

次からはもっと良く考えて・・・ぐっとこらえることを・・・

反省します。そして改めます。

結局・・・

ですので、活性が低い様な時期やポイントにチャレンジする場合は、まずおとなしいルアーなどから投げると良いという事ですね。

そうなんです。だからシンキングペンシルが良いとの事・・・

これからの季節、冬になり水温が下がる時期に言える事なんですね。

でもルアーフィッシングを始める方が、ハードルが高いと感じてしまうのはこの部分なんですよね・・・

いきなりシンペン買う!?

あれ?これあんまり動かないし・・・釣れなそう。(そして釣れなかったら・・・)

ルアーフィッシング = 釣れない

だからしっかり調べる必要があるし、なぜシンペンが有効なのかを詳しく知る必要があると思います。

いきなりドリフトじゃなくて・・・

メリットとデメリットとか・・・季節やポイントとの関係性とか・・・

結局時間を費やして経験を蓄える必要があるけど・・・

結局ルアーの特性を知る必要と、ポイントへ通う事が同時に必要になってくるのがルアーフィッシングであり、特に真冬や真夏ほど、通って探す必要がでちゃうんですよね~。

でも、何も考えずに釣ってたら経験が培われないので、釣れても釣れなくても色々試す。

釣りの研究・考察・紹介カテゴリの最新記事