釣り部77 メバルが釣れやすくなってきました!港はハクだらけ・・・

釣り部77 メバルが釣れやすくなってきました!港はハクだらけ・・・

こんにちわ、久しぶりの更新です。

花粉の猛威と夜の冷え込みで、若干活性が落ちている管理人です。

しかしながら、釣りにはちょくちょく出かけておりましたが・・・

なかなか釣果を上げる事ができず、中身のある記事が書けずにおりました。

3月の焼津の状況と、そこから釣果を上げる為の方法をご報告します。

港、港湾口、河口までの沿岸部はハクがいっぱい!

水面(画面左上)に見える光の線がハクです

ここ最近の土日は、雨が降る事が多いのと、家庭の事情であまり釣りに出かける事が出来ず、メインの釣行はもっぱら夕マヅメからの2時間ぐらいでした。

3月の最終週に入って、潮が良く動くようになり、夕マヅメは満潮と重なるような状況だったので、とりあえず仕事を定時に終えて18時前後に焼津港へ。

日が長くなったこともあり、潮位が満ちてきた水面にベイトの姿が確認できましたが、ここ最近は北西からの風が強く、ハクのようなベイトは風裏の岸壁に移動していることが多く、さらに日が沈んだ19時前後から捕食魚の活性が水面に現れる様な状況です。

活性が上がる時間帯を見極める

港内のベイトの量は昼も夜も相変わらず大群で、「今日はいないのかな?」と思ってしばらく眺めていると、どこからともなく、ハクの群れが泳いできます。

さすがに人の気配を感じると中層へ移動したり、岸壁の影に逃げ込みますが、捕食魚に追われているような素振は微塵も感じません。

フィッシュイーターからしたら、エサが常にうろうろしているので、わざわざ日中に危険を冒してまでエサを追う事をしないのかも・・・

むしろ食べたくなる時間帯にエサを追いかけて、満足したら帰っていくという感じでしょうか・・・

だとすると、魚の捕食スイッチがが上がる時間帯を狙いたい。

その時間と場所を探っていく必要があります。

分り易いのは、表層に波紋やボイルが出ている場所です。

最近ラン&ガンして目星を付けたポイントがあります・・・、

夕マヅメの河口のストラクチャー周りと、日が沈んであたりが暗くなってきてからの常夜灯周り

です。

夕マヅメは潮があたるシャローエリアのストラクチャー周り

今の時期のハクはまだまだ5cm以下で、日中は元気に泳ぎ回っていますが、夜になると、構造物の影に避難するかのように接岸すると言われます。

夕マヅメの河口付近のシャローエリアでは、岸から10m付近にボイルが大量に発生します。ある程度水深があるポイントの駆け上がり付近でボイルしているようです。潮が動いている時間にスイッチが入るようで、ベイトは潮の流れの少ないストラクチャー周りに寄ってくる感じです。

プラグに刺さったハク

夕方18時に河口に入り釣り開始!

最近は明るくなったので、18時はまだまだ明るいです。

着いてすぐは水面に変化が見られませんが、しばらくすると表層に波紋が・・・

とりあえずクリア系のワームをクロスヘッド2・5gにセットして様子を見ます。

(「絶対にコレ」といった色は特に意識せず、その日の水質や状況で決めます。)

クリア系からスタートするも反応が無く、そうこうしている暗くなってきて、ボイル音が激しくなってきたので、アピール系のチャート(イエロー)にチェンジ!ワームは手元の残っていた、名前の分からないやつです・・・

まずは水面直下をただ巻き。反応なし。

表層でベイトを追いかけているのではなく、下から突き上げるようにバイトしていると予測。

魚の捕食スイッチも入っているようなので、縦の動きでアピールしてみます。

着水して中層までフォールさせたところからリフト&フォール開始。

しばらくすると・・・

「コっ」と何かに当たる様な反応。

竿にテンションが掛かった感じがしたで、合わせを入れると、竿にズシっと抵抗感!

食いましたっ!

周りのストラクチャーに入られないようにゴリゴリ巻きを開始すると、すぐに「ズンっズンっ」と下に潜ろうとするので、すかさずドラグを緩めます。

巻く時は素早く巻いて、「ズン」と来たら竿でいなし、距離が縮まり竿足元に近づいてきたらまたドラグに手をやり調節するといったやり取りを続け、足元まで寄せます。あまりドラグを緩めすぎるとすぐに近くの消波ブロックに入られるので、少しずつ緩めます。

ある程度足元に来たら電気をつけてタモを入れてネットイン。

かなり慎重なやり取りで上がってきたのは、前回に続き良型のメバル!

そうなんです。このエリアのメバルは結構良いサイズばかりで・・・

以前の記事で釣れたメバルも25cm強とそこそこのサイズでした。

釣り部76 安くて釣れるライトゲームルアーを焼津エリアで実釣!!メバルをキャッチ!

なぜこんなに慎重にやり取りを解説したかと言いますと・・・、前回、前々回に、同じく時合にメバルがHITするも、前々回はドラグがキツすぎて、最初の「ズンっズンっ」という突っこみでラインブレイク。

そして、前回は逆にドラグを緩めすぎた為に、ただ巻きしていたら何やら急にドラグが鳴り出し、ドラグ調整してリールを巻いた時には根に入られてしまったっ後・・・なんて釣行が続いてました。

使用しているライン・・・強度が高いとは言え0.4号のエステルなので、瞬間的な力が掛かると切れてしまいます。(僕の結束が下手くそなのもあります。)とは言え、多少根掛しても回収出来る強度もあり、瞬発力のある突っ込みさえ気をつければ切られない安定感は感じます。

という事で・・・今回はヒットし、合わせを入れてからのやり取りが慎重に!

もちろんしっかりタモを用意。(前前々回はタモを用意してなく、無理やり引っこ抜いてブレイクしてます。)

貴重な1匹です。

サイズが良かったので、勿体ないと思いリリース。

さて、どうやらボイルの大半はメバルだと思われます。

しかし・・・その後、他の方が1匹釣り上げたところでボイルが終了し、反応が無くなりました。

それでもメバルは居る

ディナーの時間が終わり、水面にボイルや波紋が消えると途端にルアーに反応が無くなります。

ひょっとしたらまだその辺をウロウロしているかもしれませんが、中々食ってきません。恐らく家に帰ったと思われるメバル。

もう少し狙ってみます。

日中と同じ様にストラクチャーの影やボトム付近に戻り、留まっていると予測し、今度は白系のワームで、かつアピールの強い臭いを放つ「エコギアの熟成アクア」にチェンジ。

ジグは先程と同じクロスヘッドの2.5g

ボトムを取って、スローリトリーブ。(根掛に気を付けて、時折リフトさせます。)

すると・・・「コツ」というアタリ。1秒ぐらいあけて合わせを入れると、

「ググッググっ」と走り出すので、先ほどと同じ様にやり取り開始・・・!!

っ・・・!

やり取りをしようとした矢先にラインブレイク。

恐らく根ズレによるものだと思われます。

足元から5mぐらいまで消波ブロックが沈んでおり、かなり際どいところを通すと反応がある反面、リスクも高いですね。

掛かったらある程度上に浮かせてからやり取りしないとすぐにラインがスレて切れてしまいます。これでこのポイントは反応が無くなります。

1匹釣れて終了。

場所を移動していけばもう少し釣れると思いますが・・・時合が終わると一気に食いが渋る感じなです。暗くなり足元も危険なので辞めます。

とまあ、この時点で19時ぐらいなので、時間の割に楽しめる釣りだと思います。

ポイントは時合(ボイル)とルアーローテーション

●以前の釣果も時合(ボイルが発生している状況)でメバルの釣果

● ボイルの正体はメバルだと思われます。

● ベイトは恐らく消波ブロック付近に集まっているハクだと思われます。

● その日の水質に合わせ、なるべく目立つカラーをチョイス。

●ボトムから中層付近の方が反応がある。

● ルアーカラーを変えてローテーションすると反応があります。

その後、日も沈んで港内へ移動するも・・・

釣れない。

港内はハクの波紋だらけ。

焼津港は水深もある為、左右上下と縦横無人に動いている魚に狙いを定め、さらにハクでは無くルアーに口を使わせるのは中々難しい・・・

目だったストラクチャーが無いとルアーにヒットする確率が上がらな様に感じます。

ある程度投げたら見切りをつけてストラクチャー周りから狙っている魚が居そうなポイントを回る方が良さそうです。

似たような動画があったので紹介します。

そんなこんなで19時~20時までの時間で港で釣果を上げる事が出来ませんでした。

結果的には釣れませんでしたが、可能性は感じます。

急に釣れる事もあるので、諦めず釣りに行きます。

釣れた際にはしっかり状況を整理します。

とは言え、夕マヅメの河口や、港内の常夜灯周りにボイルが発生するタイミングとポイントを見つける事が、春の時期の釣りには欠かせません。

まだまだ水温は低いので、活性があがる時間は限られているはずです。

魚に食い気が無いと釣れませんし、焼津港エリアは広いので、全エリアをランガンするには結構時間が掛かります。

まだまだ夜は冷えるので、無理をすると体調を崩しかねません。

「ボイルを探し、見つけたら投げる。」「食ってこない場合は深追いしない。」の繰り返しですね。

体に無理のない範囲で。

良い釣りを。

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