瀬戸川・朝比奈川釣り場調査、ドローンで空撮。釣り部92

瀬戸川・朝比奈川釣り場調査、ドローンで空撮。釣り部92

梅雨のシーバスを探しにランガンしている今日この頃です。

いままでは港内でアジングをしつつボイルを見つけて・・・という事はありましたが、最近夜の釣りも難しい状況なので・・・

デイもしくはマズメで狙えるポイントはないかと探していました。

という事で瀬戸川にスポットをあてて探る事に。

まずは下見。

ボイル連発

新幹線が通るエリアは朝比奈川と、もう一つの小規模河川が合流するポイント。

瀬戸川や朝比奈川は、新幹線のあたりまでは結構流速があるので、比較的澄んでおり、小規模河川からの濁りとの明暗がいい感じ。

干潮に行くと潮位の影響を多少受けているので、出来れば雨が降ってから2~3日、さらに満潮が絡む方がよさそうです。

その日は夕マヅメの夕方17時半頃でしたが、イナッコの群れが流速のある流心付近からニゴリが効いたシャローエリアに逃げ込んでいるような感じで泳いでおり、「ボイルするかな~」と思ってみていたら・・・

「ボコン」「ボコン」と2匹同時にボイル。

やっぱりベイトっ気があれば居るという事ですね。

「いかにベイトの群れを見つけるか」か・・・

ちょっと竿を出し、Marsのピンテールワームのオレンジにシーバスジグヘッドを付け、アップに投げて流速のある澄んだポイントから濁りを斜めに横切るように通してみると・・・

「ゴン」「ゴン」と2回ひったくる当たり。

ドラグが緩々のままだったのでのらず・・・

痛恨のミス。

でも居る事は確認できました。

以前から、梅雨時期から夏の終わりまで河口付近で投げてもなかなか反応が得られない事が多いので、おそらく遡上している個体も多いかもと思ってました。

とりあえずさらに遡上している線を調査したいと思います。

という事でまずは上空から地形を確認すべくドローン。今回のドローンもPhantom 4AV

ドローン空撮【新幹線エリア(合流点)】

このポイントは大体のアングラーが狙うポイントだと思います。

左が瀬戸川でかなり浅く澄んでいます。逆に濁りの部分は少し深みがあり、この明暗に隠れてバイトがありました。ベイトが絡むとかなりアツイと思います。

橋脚までくると朝比奈川の合流もあり比較的澄んでいます。流れも効いているので、増水すれば落ちてくるベイトを狙うヤツを狙えそうです。

濁りが効いている左側へベイトが逃げてきます。瀬が出来ているので流心から駆け上がりが出来ていると思われます。

動画1

ドローン空撮【朝比奈川 最下流堰】

次にもっとも遡上するところはどこになるかを調査しました。

よほど増水してしまうとどこまでも登ってしまうようですが、堰から上流の状況を考えて、恐らくここまでだろうと判断できるポイントになります。

むしろ通常の降雨ぐらいならここがアツそうな感じです。

水位がどこまであがるかですね~

さらに堰から下流には両岸に護岸があり、さらに流れの緩くなったエリアがあります。

水深があるのは左岸側から2mぐらいのとこですかね

ここは比較的流速が落ちます。

少し先に護岸エリアがあって流速が増しますが、高速ぐらいまで浅瀬が続く感じです。

ドローン空撮【150号から東名高速まで】

流れも緩く浅いです

上から見るとよくわかります

少し上るといい感じの岩地帯がありました。流れも効いているようで、ルアーを流してみたら面白そうです。

奥に東名が見えており、その手前の端までは向かって右側の護岸、左にブッシュがありますが、全体的に浅いです。

ブッシュ側に少し魚が隠れるポインとあります。

東名手前の橋あたりから水深もあり、さらに東名までの間は流れも効いており、上流部でもっともアツイポイントかと思います。

上空からです。この橋から東名まではさすがに地上からの撮影になります。

東名下から少し下流の橋まで

東名下は流れが効いています

といった感じでざっくりではありますが。

瀬戸川・朝比奈川のポイントを調査しました。

また時間が出来たら実釣してみたいと思います。

最後に

今回ドローンによる空撮でしたが、基本的に自由にドローンを飛ばしてよい場所はありません。実際は許可が必要です。ただ、許可を取るには最低10時間以上の飛行記録を添付して申請した後、許可を取る必要があるそうです。

じゃあその飛ばす練習はどこでやるの?ってなるので、基本は海や川の人や建物が無い場所でやるしかないです。今回の河川内は基本国交省の管轄ですので、許可が必要ですがぶっちゃけグレーです。とは言え海や川以外は飛ばせる場所がないと言っても過言ではないです。

とにかく、しっかりと人や建物から30m以上離し150mを超えない高度で空撮しましょう。河川内でも人口集中地区や空港のそば等では飛ばせないのでしっかり確認した上で飛ばしましょう。

公園などは市町村の管轄であり、許可を求めてもまず許可されません。人もおり危ないので辞めた方が無難です。

人口集中地区(国土地理院)

ちなみに、200g以下のトイドローンはこういった規定に引っかからないと言われますが、今後200g以下のトイドローンでも航空法と人口集中地区、及び他人の土地での空撮は許可が必要になるとの事です。

ただ、トイドローンは200g以下と軽いので風が吹いたら流されてしまうので、河川や海の空撮には厳しい機体が多く、もし飛ばしたいようでしたら最低でもGPS機能が付きで、自動帰還が出来るタイプで風速2mぐらいで飛ばした方が良いでしょう。(風速5mぐらいだと自動帰還できず、風に流されて電波ロストで機体もロストする可能性が非常に高いのでやめましょう。)

ドローンを購入する際には送受信の電波帯で2.4Ghz以外の物は無線士の資格があり申請が必要になり、それがないと違法であり捕まってしまうので注意が必要です。

ただ、厳しい規制がありますが、非常に画期的な技術ですので、適正な判断の元使用し、どんどん浸透してもえればと思います。

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