LSG ライトショアジギングのすすめ!LSGの聖地石津浜は難しい!【釣り部130】

LSG ライトショアジギングのすすめ!LSGの聖地石津浜は難しい!【釣り部130】

記念すべき130回目です。

今回は鬼門石津浜へ行ってきました。

なぜ聖地と呼ばれる石津浜が鬼門なのかというと・・・

今まで一度も釣れたことがなかったから。

そもそも釣行回数自体10回に満たないないこの場所。

「なんで行かなかったのか?」それは・・・

常に満員の石津浜

そうなんです、人気故に常に人がいっぱい!

多少の間隔を開けて釣りをするにしても、石津浜の延長が約2000m(小川突堤から和田浜海岸との境のテトラまで)。

間隔を50mピッチで開けてアングラーが入れば40人。

その中で人気・実績のポイントは多くみて約1000mぐらい。そうなると20人。

駐車場が各所用意されていて40台ぐらいは入れそうだけど、最初の10台が人気ポイントに入ったらそれ以外の方は人気ポイントへ歩いて行かなければなりません。時間のロスです。

非常にタイトな条件であるが故に足が遠のいてしまいます。

沼津・富士エリアの場合は延々とサーフが続いていて、基本急深サーフなので、入りやすいし、魚も回ってきやすい。

沼津河川国道事務所より引用(https://www.cbr.mlit.go.jp/numazu/kaigan/feature/)

ご覧の通り。焼津石津浜は急深。

中部地区エリアでは焼津石津浜はそれなりに、青物狙いのジギングスポットとして名が通っているだけあって、結構人が集まります。でも実際は石津浜と呼ばれるエリアは延長2kmぐらいしかないので・・・

基本混みます。

いざサーフに行って、「入れません。」は萎えますよね。

ちなみに地元の方や遠方の方でも、かなり気合を入れて来られるので、時期になると朝2時、3時は当たり前。駐車場もいっぱいです。

これが足を運ぶ気になれない理由。

そして混むが故に楽しくない理由として・・・

ランガンできない。

間隔を広くとって50mピッチで人が入ったとしても、自分が投げられるエリアは良くて左右30mから沖に面したエリアまで。

そんな中ジグやルアーを投げていたら、完全に魚任せの運任せの釣りになってしまいますよね。

ましてやサーフ、構造物がどこに沈んでいるか・・・地形変化が見て取れない。

通常ならランガンして地形の変化をさぐりながら釣りをするのがセオリーだし、何回も足を運んでいれば、なんとなく地形の変化が掴めはしますが・・・毎回そのポイントに入れる可能性が少ないので、実績ポイントに入れなかった場合、尚更ランガンしたいはず。

でも出来ませーん。

なぜなら・・・

人がいっぱいだから!

まあその方が楽だと思う人もひるかもしれませんが・・・

自分は結構せっかちなので、どんどん移動したい方で、下手したら場所自体から離れたいと思ってしまう。

と、まあ・・・ルアーフィッシングをするうえでマイナスなイメージばかりなので、今まで行く機会は少なかったのですが・・・

じゃあなんで今回行ったのか?

天候が悪い日ならチャンス

昨日は雨の予報で、釣りに行く人も少ないと踏んで突撃。最近青物が釣れているという情報も入ってましたし。

潮的には上げ3~4あたりで、自分的には良いのか悪いのか分からないタイミングでしたが、夕まづめという要素に期待。そして久しぶりにサーフの様な壮大な景色のエリアで投げたくなったから。

まあ釣れるなんて1mmぐらいしか思ってない状態で、仕事終わりに車を走らせました。

でも、やはり着いて海を前にすると釣りたい気持ちが膨らみます。

しかし、やはり、先行者はいます。でも少ない。車も6台ほど。

散歩の人もいるから浜は少ないかな?と思ってサーフを見ると・・・期待を裏切り、目の前のサーフは50m間隔で埋まっている。大体7人ほど、さすがにその間隔の間に入っていく図々しさは無いので、300mくらい東へ歩いてIN。

メタルジグをセットし、投げようと思って・・・向かい風という点に気づく。

(今日は来るんじゃなかった)

キャスティング下手くそだし、向かい風だと飛ばないんだよな~

と後悔するも、唯一の手持ちLONGINのGREED40gをセットしてキャスト。

当たりなし。

その後もZeak Rサーディン 30gに変えたりして投げ続けるも・・・

1時間経過。

普段足を運ばないので・・・、やはり手前までボトム付近を狙うと駆け上がりの餌食に。根掛かり。

(石津は足元から20m付近で駆け上がりがあります。)

1個ロスト。

17時45分がから入って18時45分の一時間ほぼ同じポイントでキャストしてロスト1

だから嫌。

しばらくするとほとんどのアングラーが帰って行ったので、ほぼ貸し切り状態。

ようやくランガン出来る!と思い1投毎で20mぐらい西にずれていきます。

周りを見ながら歩いていると、【手前まで波が穏やかなポイント】や、【沖から波が立つポイント】、【薄っすらと潮目が出来るポイント】等が見えてくるので、ちょっとした変化を探して投げていると・・・

30mぐらい沖、自分から見て東に45度ぐらいの角度で少し水面が揺れたような気が・・・

さっそくZeak Rサーディン 30gをキャスト。

ちょうど向かい風。

着水と同時にベイルを返して、ラインを張ると・・・

2秒後ぐらいでアタリ!!

居ればフォールで来るの法則!

「ググっ」

これは青物!多分ワカシ!!

ゴリ巻き開始!

しばらくするとテンションが弱くなったので、バレたか?と思って竿を立てて巻いてみると再び抵抗。

どうやら西に走られたようで、いつの間にか自分からみてサーフ右側から魚影が。

やはり青物!ちょうど波が打ち寄せてきたタイミングで浜へあげると・・・

サイズは小さいけど幅・体高ともにイイ感じのワカシ。

先日ロッドが折れて、手持ちのロッドがゴリゴリのジギングロッドだったの故に引きが弱く感じたけど・・・

石津で初めての青物実績。ホッとしました。

やはり石津浜は難しい・・・

やっぱり釣りはランガンしながら変化を探さないと・・・少なくても自分はそうゆう釣りの方が好きだと実感。

というか大半の人が本来そうゆう気持ちだと思いますが・・・

いかんせん石津はそれが難しい。

それが「石津は難しい」と感じる理由。

ぶっちゃけ石津から大井川までのどこのサーフでも青物釣れるし、実際釣ってるから、石津にこだわる理由はないんだけど、それってポイントを開拓出来る地元の人の特権でもある。

逆に自分が一番行きやすいエリアで、人が入ってないようなポイントをくまなく周るのが一番釣果に繋がるんでしょうね。

そう考えると浜松エリアや御前崎エリアに近い人を羨ましく思う時もあるけど、

ないものねだりしてもしょうがないし、それでも時間を掛けて通う人もいる訳だから、自分の「やる気が出る」範囲

で通うのが一番。

「釣れないから行かない」じゃ釣れる可能性は0、「釣れないかもだけど、釣り場へ行く」は可能性0じゃない。

とりあえず、そんな事を常に思いながら気持ちを上げてます。

ただ、同じポイントや、同じ釣り方を繰り返していると、何も考えないでルアーを投げてる時もあるので・・・それはそれで・・・勿体ない。

「釣った」じゃなくて「釣れた」を常に実感した。

でもこれが難しいんよね~

頑張ろう。

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