初心者が魚を釣る方法!【春】焼津でも爆釣する事が出来るんだぜ!【釣り部151】

初心者が魚を釣る方法!【春】焼津でも爆釣する事が出来るんだぜ!【釣り部151】

4月に入り、ようやく寒さが抜けましたね。

軽装備で外を出歩いても快適です。

冬の釣行は手もかじかむし、精神的にも体力的にも厳しい上に、釣れない。

それもあって、年明けから「釣り」から遠ざかってました。

そろそろ、釣りたい!

ってことで、4月10日(日)

潮も時間も関係ない!

とにかく出撃!

半分は釣れないと思っているので、友人を連れて・・・

まずは釣行報告!

長いトンネルを抜けたとはいえ、モチベーションは整ってはおらず、

余裕の6時半集合!ついて早々に便意を感じ、友達を待たせ近くの公園へ・・・

戻って支度をしたら7時。

すでに帰路につくアングラーも。

さて、行きますか!

精神的には全然余裕です!普段なら朝マズメを逃すとメンタルも下がる所ですが・・・

まあ潮もそんな良くないし、友人と話しながらだと多少気が楽。

狙っていたのは河口付近。

続々とアングラーの方が撤収していく時間帯で、すんなりとポイントに入れました。

最近は、コンスタントに雨が降ってたので河川の水量が増し、波とぶつかってイイ感じで濁りが入っていました。

もちろんゴミも多かったのですが、それこそ河口の出口付近に多く、そこから少しずれればそこまで気にならない。

濁りが入っていたので、まずは飛距離重視のシンペン「シマノ トライデント130s」をチョイス。

普通に90mぐらい飛ぶから好き!

表層を広範囲探るも・・・ウンともスンとも。

すると、友人にヒット!

竿が曲がって銀色の魚体!

上がってきたのは50cm程のニベ!体高がしっかりしたいい魚体!

ヒットルアーはシマノのサルベージ70ES

ボトムを付近を早巻きしていたとの事。

じゃあバイブレーションがいいのか?

と思いましたが・・・あいにく、バイブを持ってきてなかった!!!

水温の関係で、活性低いだろうし、濁りが入っているからバイブレーションはタックルボックスから外して

きたんだった。

唯一持っていたナレージ65をキャストするも、いまいち飛距離が出ないので、数投でチェンジ。

ニベが居るという事は群れで入っている可能性が高いと踏んで、とにかく広範囲を探ろうと

メタルジグ「ジーク Rサーディン30g」にチェンジ!

100mぐらい沖にを、河口の先端からランガン!

ボトムを探っていると、時折「パシャ」っと波うち際でボイル音。

なんとなく生命感は感じられるも、「波うち際」という誘惑が思考を揺らがせる。

静かヘッドにミドルアッパー4.2インチをセットして投げたりもしたけど、反応なし。

むしろ波打ち際はゴミが多い!!

やっぱり沖なんだろうと!再度狙いを沖の潮目付近へ。

Rサーディンに変更してキャスト。

ボトムを取って、しゃくって落として・・・を繰り返していると、「ずずず~」と引き抵抗が重く感じるところがある。

ポイント的には、やや濁りが薄い沖の波が立つあたり。

フォールしてボトムを取って、その後フォールしようとすると、ジグが「コツ」と当たる。

おそらく駆け上がりにあたってる感じ。

どうやら地形の変化と「流れ」があるポイントの様。

これはイイ感じと思い、連続ジャーキングで誘ってみるも当たりなし。

「いないのかなあ~」なんて思いながらも続けていると、だんだん疲れてきたので、

集中を切らさない為にも、しっかりボトムまで落として、ラインテンションを貼って感度を拾いながら巻くことに。

しっかりフォールさせて・・・

2~3回しゃくって・・・落とす。

ボトムを取る事で、着底した際の反応を探っていると・・・

「ゴッ」「ぐぐ~」

待望のヒット!!!!

引き波の影響もあり結構抵抗を感じつつ・・・ドラグを緩めながら慎重にリーリング。

波の具合に合わせて、自分が移動する事で、急な抵抗を逃がしつつ・・・

引き上げると・・・

友人の魚よりサイズは小さく30cm強

でも自分も釣れて満足!1匹目から1時間が経過した頃で、ちょっとメンタルも落ちてきた所。

友人のやる気も回復して、引き続き同様に誘っていると・・・

すぐさま「ゴっ」

続けて30cm強のニベ!

これは群れが入ってきたか?と思いつつ、すずにキャスト!!

「ゴッ」

きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

なんて喜ぶも・・・今度はバラシ・・・

しかし、アタル!アタル!

さらに、キャストして、同様に誘っていると・・・

「ガツっ」

今度は重さが少し違う!!!

さっきよりでかい!!

慎重にリーリングして寄せてくると、波うち際で急に抵抗UP!!

これは平たい奴か!?

なんて思ってからさらに慎重に!

波に合わせて自分も下がってズリ上げる!!!

きました!!サーフのメインターゲット!!ヒラメ!!!

サイズはそこそこの45cm!!

長いトンネルを抜けてからの爆釣が、嬉しさを倍増!

友人も、途中からジグに変えて自分の20m隣を左、右と入れ替えて釣るもアタリなし。

自分は同じポイントでひたすらキャスト。

なぜ釣れないのか?といった疑問を抱きつつもキャストし続けてる。

自分は悦に浸りつつもその後も同ポイントでキャストして1バラシ。

そんな時間が30分ぐらい続いて以降はアタリなしが1時間続いて終了。

久しぶりの釣行で、友人、自分と釣果があったので、満足のいく釣行でした。

自分のヒットルアーはすべてRサーディン30g

さて、ここまでが釣行報告で・・・

ここから下が「初心者」が釣果を上げる方法!

今回の釣行で分かった事をまとめて書いてみました。

まずはベイトを追いかけよう!時期によるベイトと、その特徴を知ろう!

まずはベイトの居る所!これが大前提!

潮?時間帯?場所?いやいや、そもそもベイトが居ないと意味が無い!!

ベイトがまず居る前提で、次は場所!さらに潮、時間!かな。特にこの春先に限っては水温が低いので、日中の暖か

くなる時間に活性が上がったりもするみたい。

ベイトとなるエサが居ない所ではルアーで魚を釣るのは難しい!(根魚を除く)

その為には、今の時期のベイトを知る事です。

ハク

ボラの稚魚です。今ままでに何度も紹介をしてきましたが、これも地域や年年で成長が若干違うと思うんです。

そもそもボラが成長するまでで、ハク(2~3センチ)→イナッコ(4~18センチ)→イナ(18~30センチ)→ボラ(30~40センチ)→トド(40over)と大きくなっていくのですが、それぞれ適温が違うようで、

 

 ハク・イナッコ → 12~25度

 イナ → 15~18度

 ボラ以上 → 10~30度

という事、ハクの時期は港におり(3月ぐらいまで)、イナッコになるにつれて河口(4月、5月)へ。

そして、梅雨があけて水温が高くなってくると再び水深のある沖へと行くらしい。

ただ・・・河川へ遡上する話、ボラの稚魚が河川へ遡上するメリットがある「河川」なのか?

という疑問が最近出てきて、焼津近辺の河川は、大規模な河川といえば、大井川ですが、遡上しても

コケや葦があるエリアが無いので遡上しないのでは?

瀬戸川も、新幹線付近までは遡上するかもですが、それより上流は一気に水深が浅くなるので・・・

その他の河川も同様で、河口近辺に少し居着く程度で、所謂「河川」でのイナッコをベイトとする、

全国的に有名なパターンが通用しない気がする。

だからベイトが河川の橋脚部に潮や流れに沿って居ついたり回遊するタイミングが掴めない。どちらかというと

子場所をランガンする様な釣りの方に位置づけされる気がする。河川の場合は。

だったら河口に面したサーフに行った方が夢があるかな・・・

シラス

シラスの漁獲自体は4月~10月との事で、1月~3月までは禁魚期間らしいです。

春先から秋までの内、初夏あたりから海中のプランクトンが増えるので、シラス自体も成長するとの事。

シラスが接岸しているかどうかは、焼津近辺では漁船の動きを見ればなんとなく分かりますね。

特に岸に近いポイントで漁をしているなら、それを狙った魚も接岸している可能性があります。

あくまで参考程度。やはり河口周りの方がエサが豊富なので集まると思われます。

稚鮎

簡単に書きます。

川で生まれて、海に流れていきます。遊泳力が付くまでは河口から2.5km以内に居るそうです。

そして遊泳力が付いたら川を登るのですが、「遡上する川が十分な水量が合って、流速が遊泳力に見合う」という

条件が整った場合です。

時期としては春~初夏の6月初旬までとの事。

今の時期のメインベイトになりえますね。

おまけでイワシ・サバ

よく、主なベイトはイワシです!な~んて言っている動画を見ますが・・・

焼津にイワシが接岸するタイミングを見分ける方が難しい。

たまに港内で姿を見るけど、すぐ移動する。

入ってもそんな数固まってない。

イワシを食べるイーターもそう簡単に口を使わない。

つまりイワシがベイトになる事の方が少ない。

そんな場面に出会った超ラッキー!

魚が捕食するポイント・居着く地形を探し出そう!

ベイトが河口に集まっている情報はあったので、いざ河口へ行ってみました。じゃあどこへ投げても釣れるのかと

いうとそうでも無いですよね。もしそうなら皆釣れてますし。

じゃあどこへキャストするのがいいのかというと・・・

まず地形の変化。下の図の様に、海底の起伏となるポイントを探します。大体波が立ち始めるポイントで駆け上がり

となる地形変化が出来ている事が多いです。

次に、流れの変化。魚が捕食するポイントとして、「流れ」を意識するという事を色々なサイトで紹介しております

が、「潮」については良く言われてますが、春先の場合、ベイト自体に遊泳力が無かったり、小さい個体が大量に居

る場合では、捕食する側もわざわざ追い回す感じではなく、地形変化と流れを利用して捕食していると思われます。

特に水温も低く活性も低いとなると尚更です。

ここで言う流れというのは、「潮」では無く、河川から来る物を意識します。川は下の図にあるように扇状に広がる

って流れていると思います。

川の流れと波がぶつかって地形変化が発生しますが、川の流れが強くなった時には堆砂が沖へ広がり、波が強く

なった場合は岸に砂が運ばれれます。これ繰り返すことで、地形の変化が都度発生します。

砂も扇状に広がりますが、もともとの海底の起伏と交わるポイントが出来ます。そこまでが流れがあって、そこか

ら両岸へ広がるにつれて流れと起伏も緩くなるはずです。(下図)

そこで、予想できるのは、流れと起伏が両方発生すると思われるポイントですが、上図の赤丸で書いたポイント。

河川から離れるにつれて、波の力の方が強くなる為、陸から起伏が遠くなると思われます。特に波の力が強いエリ

アの河口周りは、両岸がワンドの様に削られていたりしますが、実際は砂が打ち寄せられて浅かったりします。

故に河口から離れたポイントだとルアーを飛ばしても地形変化に届かない場合が多々あります。

ですので、ルアーが届く距離ですと、河口からそこまで離れていない両岸に地形変化がある可能性が高いので、そこ

にルアーを投げると良いはずです。潮が動き始めると波が出てくるので、その波と河川の波があたると、ちょうど

起伏の深部へと水が動きます。イーター達は、その際に流れてくる魚を待って捕食している感じでした。もしくは、

今の時期ですと、ベイトが河口付近にいるので、ぐるぐると回遊してくる可能性もあります。

地形変化を探る方法は?

飛距離が出るルアー!

おすすめはメタルジグ!

地形を探る為には日中に行く方が分かり易い、だったら手返し良く、レンジを広範囲に探れるメタルジグがおすすめ。

特に、探りたいのは「深さ」なので、重量のあるルアーほど感度も良い。

さらに、日中なら形状的アピール(プラグなどのシルエットや波動)より視覚的アピール(フラッシング)の方が

魚のアピールし易い。

めちゃめちゃ濁っていたりする場合なんかは、チャート系のバイブレーションとかもオススメだけど、やはり飛距離

が欲しいので、ジグ。

実際、海の水に濁りが入っていない場合、川の水と海の水がぶつかるポイントがに潮目が出来ていて、そこが地形

変化である事がほとんどなので、逆にそこまで飛ばせれば、海中はクリアだったりする。

そこでルアーを見つけて貰えば、そこからリーリングをする事で「濁り」のエリアまで誘い出して食わせる釣り方。

食わせのアクションは、「ボトム」をしっかり取る事!

捕食しているベイトが稚鮎、シラスなんかだと想定すると、そこまで遊泳力が無いので、早すぎるアクションは逆

に食いが悪かった。特に濁りも入っているので、しっかりボトムを取ってから2,3回シャクってリフトし、

フォール。この繰り返しで魚を誘い、意外にボトムからリフトした瞬間に食ってくるので、「追うのをあきらめ

させない」為にも、しっかりボトムを取ります。同時に地形変化や流れを把握します。「流れ」はリーリングの際の

引き抵抗が変わる場所があるので、ちょっと根掛かりやゴミが付いた感覚に近く感じますが、10回やって根かりや

大き目なゴミが付いてこなければ、それは流れの変化だと判断できると思います。

釣り仲間や、友達と釣りに行こう!

釣りが楽しくなってくると、一人でも釣りに行きたくなります!

ただ、釣れる時は釣れるけど、釣れない時は本当釣れない!

釣れない時間が長ければ長いほど「気持ち」も下がるし、「楽しくない」

そんな時に、友達と喋りながら、「どんなルアー使っている?」、「アタリがあった」、「どの辺を探った?」

「最近どう?」なんて話をしていると、割と釣れない時間も楽しく過ごせるので、キャストしながら魚が回ってくる

時間つぶしになったり・・・

実際マズメの時間以外でも釣れる可能性があるので、あえて早起きせずに、時間が合うタイミングで行く事も無駄な

時間では無くなります。

特にオープンなエリアで釣りをする場合は、回遊してくる魚待ちなんてこともあるので、釣れるタイミングまで、

長時間ポイントに居続ける事も必要になります。

今回、友人と釣行に行き、「先に」友人に釣果が合った事で、普段なら帰ろうと思うタイミングで粘る事が出来たと

思いました。

結論。春先の釣りで初心者でも釣果をあげるには・・・

釣りに行く時間より、まずはポイントに入って釣りをする事が大事!

ルアーは飛距離が出るもの!

風が強くない時間帯に行くのがベストで、日中でも構わない!

むしろ日中の方が若干水温に影響が出るかも・・・(汽水だから)

友達と楽しく魚を待つ事方が楽しい!

です!

ちなみに、焼津で5匹以上釣れたら「爆釣」という事で。

番外編(お持ち帰りで調理 and ベイト確認)

大好きな最強漬け(西京漬け)を作りました。なんちゃってなので、レシピは下記の通り。1 = 10g 目安

ベイトは・・・

ヒラメ → シラス

ニベは消化して原型とどめてなかったのですが、7cmぐらいの魚っぽかったので、イワシか稚鮎だと思います。

こちらはグロかったので写真は控えました。

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