お盆からまともな釣果がなく、唯一港内のアジングでアジの釣果をあげるも、やはりライトゲーム・・・釣れた瞬間からのドキドキするやり取りに物足りなさをを感じ、青物・フラット・シーバス・チヌを狙いにサーフや河口に通っているこの頃です。
前回のバラし日記(No.2)でチヌをバラしてから、同じ場所にほぼ毎日、夕マズメに通い、なかなか釣果が出ませんでしたが、通っていく内に、なんとなく釣れそうだな~っていう直感に近い感覚が身に付きました。これは足を運んだ際の天候・水質や使用したルアーの種類によって培われた情報によるものだと思います。
ついにその日が・・・
エリアの状況は・・・
9月5日(木)
夕方18時前後
気温は27度前後だと思います。
水質は野池のような緑だけど、濁りは薄くどちらかといえばクリア。
潮は上げ4~5分といったあたり。

ここのところ港内は濁りが酷く、さらに水温もかなり高い様子(多分)なので、外海に面したエリアで狙っていきました。
バラし日記2にも書きましたが、1週間前で水質がクリアな時に、鉄板系バイブレーションでボトムを探ってみたらドスンとチヌがHITしたので、その日から水質に関係なく(9月5日に至るまでは殆ど濁りがきつく風も海から吹いていた事もあり、波が結構荒れておりました。)バイブレーションでボトムを探ってきました。そして9月5日は1週間前と同じ状況で、水は比較的クリアで風は北西からで追い風の状況。波は殆ど無い感じでした。なんとなく釣れる気がして釣行を開始!!
先行者が1名
釣行開始時に先行者が1名おり、この方もおそらく何日も通っている感じで(同じ車が停まっていた事から推測)、一番海に飛び出している突堤でキャストしており、自分もそこでやりたかったのですが、他にも投げるポイントはあるので、とりあえず別のポイントへ。
とりあえずバイブレーションで探る
鉄板系バイブレーションをキャスト。 かなり広く探れるし、何より実績あり。
ボトムを取って、かなり早めで巻く(多少ロッドを煽って動きを出します。)
反応はありませんが、少しづつ場所を移動しながら探っていきます。
水深は大体2m前後だと思います。結構浅めです。
カラーはナチュラル系とチャート系、ホロ系とある程度試してみましたが反応なし。
釣れる雰囲気はあるのですが、バイブレーションで反応がないので、どうしたものか・・・と思っていた所で、先行者がお帰りになる様子。
よく見たら70cmくらいのマゴチを釣っていた用で、堤防下の水面からマゴチをすくい上げてお持ち帰りされておりました。
それを見たら俄然釣れる気がしてきたので、さっそく先端で鉄板系バイブレーションをセット(以前はここからキャストしてチヌがHITしたのです。)
その後もう一人来て、その方も突堤の後方に入りキャストする形に。
しかしバイブレーションに反応がない。結構潮の流れもありエビる。(ルアーのフックにリーダーが絡まる事で、これが起こると手元にズシっと重みが来るのですぐにわかります涙)
どうしたものか・・・
状況を整理して・・・
あたりは大分暗くなってきました。丁度太陽が沈みかけている感じの暗さです。
水面を眺めて状況を整理。
まず、表層に反応は無く、おそらくトップに居るとは考えづらい。完全に暗くなっていないので、今現在チヌやシーバスが中層へ浮いてきているとは考えにくいと判断。引き続きボトムを探る方向で。
バイブレーションは水平の方向に効率よく探れますが、上下のの動きに対してはエビるリスクと、水平の動きよりルアーアクションが遅くなるので、見切られる可能性があります。(ルアーサイズを落とせば見切られる可能性は低いかもしれませんが、探れる範囲が狭くなる)飛距離と上下のアピールを意識してメタルジグをチョイスすることに事に・・・
ダイソージグをチョイス
メタルジグをチョイスした際に、なぜかダイソージグに手が伸びました。
自分の手持ちのジグはRサーディン20g、ドラッグメタル30g(グロー)、ビッグバッカースライドスティック30g、コルトスナイパー30g、ジグパラの30g(ボロボロ)がメインで、その中でも30gがをチョイスしたかったのですが、ビッグバッカーとコルトスナイパーはリアフックをセットしていなかったので、リアフックがあるタイプはドラッグメタルの30g(グロー)とジグパラ30g、そして・・・ダイソージグ30g・・・
ダイソージグ30gブルピンカラーは先日フロントに使い古して余っていたシングルフックをセットしたばかりでした。そしてブルピンという定番カラーに惹かれて手にしてセット。さてさて・・・
おおげさにリフト&フォール
さっそくキャスト。100円ということもり、キャストも思い切りがいい!!
ボトムを取って。大体9時から12時(90度)くらいで竿をしゃくる。
また9時に戻しながらリールを2回半くらい巻く。
これを繰り返して、足元20m前後に来た時・・・
「ぐんっ」
竿に重みが!!!
下に突っ込む感じではなく「ぐぐっっ」っと斜めに潜る様な引き!!
チヌほど強い引きではなかったので、とりあえず竿を斜めにしてリールを高速で巻き取る!!(巻き取れると判断)
テトラの側まで来たら最後のあがきとばかりに潜ろうとする!!
ここで以前ならタモを用意するとこですが・・・
前回ここでチマチマしてチヌをバラしたので・・・
やり取りしていた中でぶっこ抜けると判断!!!
「セイっつ」
しっかりとフロントのシングルフックに下あごフッキングしていたこともあり、多少暴れてもなんとか足場の良いところへ持っていくことに成功。そして長かった苦しい時期から抜け出す貴重な1本でした。

6月に釣れたやつより少し大きなっていた事もあり、かなり引きが強かったです。これが堤防やサーフから釣れるなら毎日通いたくなりますね!!

興奮冷めやらぬ中、渇望した釣欲を満たすために、すぐさまフックを外し、ワカシは7のビニールに突っ込み早速2頭目をキャスト!!
先ほどと同じようにボトムを取ってリフトあんどぅーーふぉーーーる!!
リフトあんどぅーー---ふぉーーーーー
「ドンっ」!!!
(ハマッターーーー!!!) (ここまで5分くらい・・・)
こんどは下にズンズンくる感じで、引きより重さを感じる!!!
これは青物ではない感じ!!
これもぶっこ抜ける!!!
「そりゃ」
ダイソージグで2種目!!!

メジャーを忘れたので計測できませんでしたが、たぶん40cmは無かったので、ソゲですね。この子にはその後元の場所にお帰り頂きました。(ありがとう)
時間は6時20分くらいで、後から来た方に場所を譲る気持ちも大事だと思い。竿をしまいました。(自分の先行者が帰ってくれた事が今回の釣果につながった事もありましし・・・声は掛けませんが、満足したので場所を譲ります。)
そう同じ釣り方・・・この同じとは・・・
状況に釣り方がハマった!つまり・・・
今日の夕マヅメの状況では、ボトムを丁寧にアピールしていく釣りがハマりました。ひょっとしたら違うルアーでも釣れたかもしれませんし、たまたま魚が回ってきた時間帯にルアーを落とせたから釣れたかもしれません。ではなぜハマったと感じたかというと・・・
レンジとルアーアクションを検証していた。
釣り場について、まず鉄板系バイブレーションでボトムを探っていた事。しかし反応が無かった。(ボトムで早いアクション×)次に表層を見たが特に変化がないが、とりあえずメタルジグを投げてジャークしたが反応なし(表層を高速で探った×)。そしてまだ暗くなったとは言えず視覚的には問題ない明るさなので、カラーとしてはナチュラルホロ系で問題ない。が・・・
ひょっとしたら魚の活性があまり高くない点と水質がすごいクリアでは無い事からアピールは遅めでいいんじゃないか?という方向性。
さらに、この突堤から100mぐらいは、30gのジグをキャストして着底するまでの時間が3秒ぐらいで、水深が3m~4m無いくらいか・・・と判断。このぐらいの深さなら、中層に回遊していたら表層ジャークでも反応がありそうだけど無かったので、しっかりボトムを取ろうと判断。
っていう考察。
まあ結果論ですが、青物はとにかく、ヒラメが来てくれたことは、しっかりボトム付近でリフト&フォールが出来ていたと思います。リフト中にヒットでは無く、フォール中にHITした感じでした。(以前なにかの記事で、ヒラメはボトムから1mぐらいのベイトに反応が良いみたいな・・・)
釣りをする上で大事なこと・・・
同じエリアに通う
ですね。毎日状況が変わるので情報整理しやすくなります。
魚の居るレンジや時間帯・水質をカバーするルアーを揃える。
今回使ったルアーはバイブレーションとメタルジグですが、こちらのルアーは新品でもミノーやシンペンに比べ安価で、中古だと200円ぐらいの場合もあります。こういったものを集める事が、ルアー釣果を上げる近道かもしれません。ミノーやシンペンは非常に高いですが、釣果を上げるには魚が居る前提で活性やレンジに大きく左右されるルアーだと感じます。それこそ、ルアー釣り歴が長い方や、魚種が豊富なエリアでは手軽に使えるルアーだと思いますが、あまり釣りをした事がない人・エリアではまずは広範囲でかつ様々なレンジを探れるバイブレーションやメタルジグが適していると痛感しました。
カラーリングやコーティングは自分でアレンジ!
自分の好きなカラーや釣れそうなカラーをルアーごと揃えるのはお金がかかります。とりあえずメタルジグやバイブレーションなどの数を揃えられるものは、自分でカラーチェンジをおすすめします。
最近のお気に入りはパールホワイトとクリアラメのマニュキアです。パールホワイトはナチュラルな発光でラメはホロ効果がなんとなく期待できます。(下のがコットンキャンディホロにパールホワイトを塗ってボヤかしました)

下記URLにコーティング前のバイブの写真が載っております
下記URLはコーティングしたバイブでバラしたチヌの日記
またマニュキアコーティングの記事は配信していきたいと思います。色々試行錯誤して釣れると尚楽しいです。
Let’s フィッシング!!
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