今回は、ここ最近の釣行にて釣果があったタチウオと、実際に狙っていた魚「シーバス」との関係について、考察してみました。
あくまで予想ですが、「確かにそうかもしれない」とい程度の話。
まずは最近の釣行と釣果について
前々回(10月3日)の釣行ではシーバスのバイトがあったのですが・・・時間帯的には朝マズメの7時半頃でした。
その際にはランディングが下手くそでラインブレイクさせてしまった・・・
釣りたい思いを抑えきれず、平日朝マズメにて出勤前に釣行に行ったのが10月6日。
この時は大潮で朝マヅメの5時過ぎに満潮を迎えたので、6時過ぎから下げ始めるといった、好条件。
しかしシーバスのバイトは無く、代わりにタチウオが釣れました。
サイズはかなり小さいF2.5程の群れが入っていた感じです。
イワシと思われるベイトがちらほら居たので、シーバスを期待したのですが特にボイルも無ありませんでした。
そして、先週に引き続き、土曜日朝マヅメでシーバス狙いで港湾口へ
中潮で、潮は良く動いており、朝マズメは上げている状況なので、ベイト接岸しやすい状況。
着いてさっそくテトラ際をバイブレーションの早巻きで誘うもバイトはなし。
通常シーバスのやる気があると直ぐにバイトがあるのですが・・・
到着して釣り始めたのが6時前だったので、まだまだ港内にベイトが溜まっているかも?と予想し、
少し港内へポイントを移動。
しかし岸際に生命感はないので、港内の流心付近に狙いを定めてメタルジグを投げる。
すると・・・バイト!
そこまで強くない引きですが、初動は引きが強いも、アレ?抜けた?と思わせる抵抗感から小さいサイズのタチウオだと予想しながら引っこ抜くと・・・
やはり。
F3.5タチウオ。
やっぱり潮に乗って入ってきてたんですね。
実際流心の流れのあるあたりの表層ではベイトの波紋が「フワ」と出たりしていたので、ベイトを追って入っていたんですね。
この日は会社の後輩の子も同行していたので、「あの辺にジグ投げてみたら?」と伝えてジグを外していると・・・
「キター」と明るい声が聞こえてきて、小さいながらもタチウオを釣りあげてました。
やはり群れで入ってる感じ。
彼にとっては初物だったので、それはもう喜んでいたので記念に撮影。
タックルの中にはダイソーのメタルバイブとメタルジグ、ダイソーミノーとまるでダイソーのフィールドスタッフかと思うラインナップだったので・・・
よもやよもや釣れるとは。
いや!?よく見るとヒットルアーはzeakさんのSビット30gだった!
ダイソージグが釣れないという事ではないけど、s-bitのスロージグザグフォールが効いたのかもね・・・
実際自分のヒットルアーもDUOさんのドラッグメタル スローフォールタイプでした。
そんなこんなでタチウオは釣れましたと。
ここで考察
10月3日の釣行ではバイトがあったのに、以降の釣行ではシーバスからのコンタクトが無かったのはなぜなのでしょうか?
状況的には、濁りも多少効いていたし、潮も良く動いていた、表層にベイトっ気は少なからずあった。
しかし魚からのやる気が感じられない状況
1.天候による海の状況
10月3日(日)の週の半ばに台風16号が日本の南を北上。これによる外海が荒れた事で、接岸していた。
同時に雨風により外気温が下がったので、岸に近いエリアの河川の流入があるポイントでは海水温が少し下がっ
た事で魚の活性も上がったと予想。
【台風の動き↑】
9月30日から10月1日にかけて台風が北上。海は荒れてました。
続いて雨
9月30日(雨) 10月1日 (雨) 10月2日 (雨)
【雨量の変化】↑
9月30日から10月1日にかけて雨が降っていた感じ。
では気温は・・・
9月30日(気温) 10月1日 (気温) 10月2日 (気温)
【外気温の変化】↑
10月1日の台風の影響で気温がガクっと下がった様です。しかし2日には気温は戻っておりましたので、実際外気温はそこまで影響は無いかと思います。
上記のような天候による変化があったので、多少シーバスの活性が上がっていたのかと思います。
しかし、その状況は2~3日で戻り、大潮の影響でまだまだ暖かい海水が入ってきた為、どこかへ移動したか
活性が↓。
以上が天候による影響の考察
2.水深と潮による影響
正直1.の要因が影響していて、+アルファになると思いますが・・・
天候の影響で外海が荒れていたのでベイトが接岸していた。
加えて下げ潮の影響で雨水や河川の水が広がっていたので水温が下がった。
そして、下げ潮の影響でシーバスとベイトの距離が近くなった。
という考察。
ちなみに港湾口の水深は満潮時で3~4mくらい。
干潮時は約1mほど下がると思われます。
天候の影響で水温が下がったとはいえ、それでも22度から23度付近だと思うので、シーバスはボトムやテトラの影で大人しくしている状態ですが、ベイトとの位置が近づくタイミングでやる気スイッチが入ったのかもしれません。
3.タチウオの存在
これ意外にあるんじゃないか?というのが今回の表題。
実際1.や2.は釣り場に行かなくても予想できる事ではありますが・・・
釣り場に行かないと分からない情報として、タチウオについて知っているとその場の状況判断の要素に加えられるのではいかと思い、他のブログ様から情報を拝借↓
(ツリイコ:タチウオがいるときにシーバスが釣れなくなる!?その真相)
タチウオが居ると・・・?
・タチウオが先にヒット!
タチウオは非常に獰猛で、ベイトやルアーに対して積極的!
・ベイトが逃げる・・・
タチウオは暗くなるについて浅瀬へ群れで接岸。
同時にベイトとなる小魚は移動してします・・・
・タチウオに噛まれる!
体にすごい傷がついた魚を釣ったことがありますが、恐らくタチウオに噛みつかれたのでは?
捕食される事は無いにしても、傷が致命傷になる事もあるとの事で、シーバス自身も身を隠したり逃げ出す事が
あるかもしれません。
以上が直近の釣行の状況による考察です。
とはいえ、まだまだ外気温・海水温は高いので、11月ぐらいまではシーバスは厳しい状況が続くかもしれません。
青物も焼津エリアから離れてしまった様なので、寂しい状況ですが引き続き釣り場へ足を運びたいと思います。
逆にタチウオは居る場所の情報さえGETできれば意外に簡単に釣れるので、情報が無くても潮が良く流れてくるポイントや水深がある場所なら、マズメ時にメタルジグでランガンすればチャンスかもしれません。
コメントを書く