最近暑い日が続いて釣りが厳しい状況ですね。
暑さでとても釣りに行けないと、私自身もお盆は初日の早朝に釣りに行ったきり、あとはお墓参りや子供達と戯れ、あっという間に休みが終わりました。
さて、お盆も終わり、仕事が始まったので夕方釣行がスタート。
お盆が終わると少し気候も落ち着くらしく、夕方のサーフは汗をかいた体を心地よい風が抜けていきます。
さて、日中の釣りは厳しいという事で夕方と早朝に絞る方が多いと思いますが、「じゃあ、どこに釣りにいこう」と考えると思います。
そこで、一番短時間で釣果を上げやすい簡単な釣りをご紹介。
夏場はどんな釣りが良いのか
夏はとにかく熱く、夕方・早朝の短い時間で釣りをする方が日常生活にも支障がでません。
ただ釣り方は色々ありますので、まずはどんな釣り最適なのかを挙げてみます。
ライトゲーム・アジング
夏場のこの釣りは基本夜になります。常夜灯をランガンして魚を見つけます。
ある程度釣り場に通っている方は「どの時間帯」に魚が来るかが経験でわかるため、短時間での釣果も期待できますが、基本はランガンして、必要ならば夜通し魚を追いかける釣りになります。
磯場や足場の良い防波堤が近場にあれば釣りやすいですが、港でのライトゲームは根気がいります。
この時期の狙いはマメアジが多いです。
シーバスゲーム
お盆前までは「シーバスを追いかけて」シリーズでシーバスばかり狙っていましたが、この時期のシーバスは前記事で述べたように河川の上流がアツイ。
その為狙いは完全にシーバスオンリーです。
それこそシーバスが居て釣れれば、もっとも短時間で釣果を上げる事が出来る釣りですが、その為の準備や調査が必要になります。
もちろん竿を曲げるほどの引きはとてもinterestingです。
サーフでジギングもしくはライトショアジギング
「サーフで」とつけた訳は、夏場の漁港でジグを投げるより、潮が良く動き、水深のあるエリア(サーフ)でジグを投げた方が可能性が高いからです。基本港は水の動きが良くない為、外から回遊してきた魚ならともかく漁港内の魚はそこまで活性が高くない事の方が多い為、ジグで釣るにはコツコツボトムをサーチしないと魚にあえる可能性は低いでしょう。
最近流行りのジグサビキなら?
サビキにメタルジグをつけて遠投する方法ならどうなの?
ジグサビキは魚からの反応はあると思います。サビキには大型魚のエサになるベイトフィッシュの反応が良く(というか口が小さいのでジグのサイズはよほどやる気出ない限り食いつかない)、また活性が低い魚はジグなどの小魚を模したルアーよりプランクトン(所謂サビキ)を模したサビキに反応します。
しかしながら、根掛かりのリスクや狙って魚を釣るという部分で少し面白みに欠けると言えます。特に狙った魚へのアプローチをする意味で、レンジやアクション、誘い方におけるスピードの緩急をルアーチェンジで行う際の手際という意味でストレスを感じてしまうでしょう。
私の良くいくサーフは河口が多いのですが、シーバスも狙いたい場合は流れに乗せてミノーをドリフトさせる場合に、レンジやポイントごとでルアーチェンジをこまめに行う必要があるますが、足場が悪いとスムーズにいきません。
そして、一番のストレスはメタルジグで早いピッチのジャーキングが難しいという事。大きな青物程キビキビ動くメタルジグに反応が良く、また万が一サビキに大物が掛かった場合、メタルジグに掛かるよりバラす可能性は高いと思います。
とは言え、アジなどの魚をジギングタックルやシーバスロッドで狙う際にジグサビキは役に立つので、最後の手段としてタックルボックスに忍ばせておくと良いでしょう。
という事で焼津のサーフへ
夕方に満潮が来る潮なので青物を狙うには可能性があります。
さっそくサーフへ着いて釣り場を確認。
河口付近は先行者が1人。
河川の水はそこまで濁りはひどくありませんが、フレッシュさはありません。
少しだけシーバスの反応を見る為にミノーを流すも食ってこない。
続いてワームで深いレンジを探るも反応がないので、これは食ってこないと踏んでジグにチェンジ。
最近安定のダイ〇ソージグ。最近ジグはダイ〇ーだろうが、なんでも良いと思ってます。ただダイ〇ージグだけで狙うには不十分で、その点に関してはの程付け足します。
とにかくダイ●ージグで濁りの堺までぶっ飛ばします。
大体100m前後。
着水して5秒ぐらいでボトムに着いたら軽くジャークする。
・・・と!
「ドン!!」
「ゴゴゴゴゴン」
ワカシより引きが強い。
何より重さがある!
少し合わせをいれたらあとはゴリ巻き!
足場が高いので竿を緩めるより強引に引っこ抜いた方が良いと判断して抜き上げました!「セイ」
フロントフックにしっかりフッキングしてました!
小さ目のショゴ。
それまで濁りが効いているエリアではまったく反応がありませんでしたが、澄んでいるポイントに落として一投目できました。
釣り場に着いて10分。
しかしその後河川の濁りが広がってジグが届かなくなったのでアタリが無くなり終了しました。
短時間で釣果を上げることが出来ました。
家に帰って腹を捌くと・・・
干物にするために腸を開いてみると・・・
「中から木の実が!!」
ではなく、小魚とイカの子供ですね。
というよりイカの方が圧倒的にたくさん入っていました。
消化の具合から小魚よりイカが後に食べられた感じなので、イカが満潮で接岸して為、ボトム付近をフワフワさせた瞬間に食ってきたのかもしれません。
だとしたら濁りのエリアに入ってこないのも納得です。
明日、明後日と大潮でマズメはイカの接岸がありそうなので、明るいうちは表層より中層・暗くなったら表層付近をスローに誘ってみると良いかもしれません。
メタルジグの種類とアクションを覚えよう。
「ただまきで釣れました」という事もありますが、そんな状況ならどんなルアーを投げても釣れるんです。(ある程度のレンジとスピードさえあっていれば)
しかしながら、個体数が少ない場合、こちらから意図的にスイッチを入れてやる必要があります。その為にはメタルジグとロッドアクションを駆使して誘います。
メタルジグによる緩急
縦の誘い
ダイソージグは基本真下にフォールするタイプです。
いわゆる縦のアクションで誘います。同時にワンピッチジャークでレンジを探る際のスピードもある程度早くなります。
スローな誘い・横にヒラヒラと舞う誘い
縦の誘いでレンジを探るのは魚からの反応が水面に現れない場合ですが、明らかに魚が居る・目で見て取れる場合に、上記の様なスローなアクション、もしくは逃げ惑う魚を演出してくるジグがあると良いでしょう。
Sビット ジーク
スローフォールで誘う
ビッグバッガースライドスティック ジャッカル
横にヒラヒラスライドするようなアクション
ジグの操作によるアクションの緩急
大きく分けると3つ
①リフト&フォール
②ワンピッチジャーク
③トウィッチ
これらのアクションを織り交ぜて誘います。
例えばボトムを取ってからリフト&フォールのリフトにジャーキングを混ぜたり、フォールのあと巻きながらトウィッチアクションを入れてまた落とす!といった具合。
これらのアクションをレンジごと、かつ緩急をつけて探る事には、スタンダードなジグの方が楽です。
だからこそダイ〇ソージグはロストを恐れず試行出来る為。
おすすめというわけです。
さあ
ダイ〇ーへ
走りましょう!
ちなみにダイ〇ージグの新作が出たそうです。
どうなんでしょうね・・・
おすすめは28gのブルピンです。
アシストフックをつけるのをお忘れなく。
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