大潮の漁港には魚が入ってくる!焼津の港でライトゲーム【釣り部105】

大潮の漁港には魚が入ってくる!焼津の港でライトゲーム【釣り部105】
瀬戸川上流部水温 9月18日

こんにちわ!明日からシルバーウィークの9月18日金曜日。

さ~てどこに釣りに行くかと迷いながら水温を図ってみるも、河川の上流部はまだまだ水温が高かったので、シーバスは活性が低いと予想。

実際2日前の釣行で、河川を見てもシーバスからのバイトは無し。

ところがこの釣行には続きがあって、そのまま漁港へ向かったら・・・

なんと魚影がかなり濃い状況!!

さっそくライトタックルを出して2gのジグにアジミートをつけてスローリトリーブすると「コツっ」「ブルっ」っとショートバイト。

活性が低いのかなあ・・・っと悩んでいると・・・

大粒の雨が。

やんでは降っての繰り返しの挙句本降りになり・・・終了。

という事で、本日9月19日の仕事が終わり次第即港へGO

まずは漁港の様子を確認

到着したのは18時の10分前くらい

大潮の満潮まであと20分くらいという事でかなり潮が満ちている。

前日の雨で港はかなり濁りが入っているので、まだ魚自体の活性は上がっていない様子で、水面は穏やか。

とりあえずボトムをスローに誘ってみようと1gジグ(ゼログラ)単で中層を引いている事30分・・・

「ぐっ」「ぐっ」とショートバイト。その後

「ゴン」とひったくられて「キラっ」と魚影が!!!

しかし即バレ!!!

魚影がなんだったかを確認したかっただけに悔しい!!!

でも魚が掛かったのは一つのヒント!

やはり中層から下で食ってくる気がする。

食ったポイントは明暗の明に差し掛かったあたり。

魚影が増えてきて・・・

あたりが暗くなると、常夜灯の周りに生命感が溢れてくる。

先日は雨で魚影が確認しづらかったけど、今日は・・・

「見える!!」「見えるぞ!!!」

イナッコらしき魚影が群れで泳いでいるのが・・・

あとは5cmくらいのサバかイワシらしき魚が水面を飛び跳ねる。

それを狙ってセイゴのボイル!!「パシャっ」

時折大きな「ガボっ」っというボイル、フッコサイズが混じっている。

あとは少し小さな「ジャワっ」っていうベイトが追われて群れを乱す音!!

これは捕食されているわけではなく、驚いたイナッコが群れを崩している感じ。

おそらくセイゴやフッコはイナッコを狙っておらず、何か別の物を偏食している感じ。多分サバかイワシの様な5cmくらいの細いベイト。

大体様子は分かったので、とりあえずスローでジグ単やソフトルアー、プラグを試す。

そうこうしているうちに1時間近くが経過。

まずい・・・

久しぶりに気合を入れ、狙いを定めて、1時間半ほど釣行しているのに坊主はきつい・・・

どげんかせんといかん。

再度水面を観察!!

まず群れでゆっくり泳いでいるイナッコはベイトではない事は確か!!

次に水質については濁りがそれなりに入っており、おそらく水中は視界が悪いはずだが、暗くなって水面を割る「バシャ」という音が多くなっている。

これは活性が低い訳ではなさそう。

たまに視界に入る小鯖、イワシは・・・

「ん?」

かなり早い動き!

時折岸壁でステイするも、別の気配を察知するとすぐさま「ピュン、ピュン、ピューーーン」って感じで泳いでく!!

これだ!!

とりあえずジグ単2gのクロスヘッドにガプルベビーサーディン2インチをセットして高速ただ巻きしてみると・・・

「ゴッ」「ググっ」

HIT!!!

サイズは小さいので抜き上げられる!!!「セイ」!!

小さいセイゴだけどうれしい!!!

でも掛かったのは岸際だったので、ボイルしている魚なのかは少し疑問。

その後同じように巻いてもなかなかアタリがない。

ただ答えとしては「早い(ベイト)の動き」に反応しているという事。

捕食のスイッチ

現状の濁りでは魚を点で見つけることは難しい。

つまり線で追いかけているとしたら、よりアクションのある動きで誘ってみよう!という事で・・・

DUO スピアヘッドリュウキ にチェンジ

このルアーは50mぐらい飛ぶので、明暗の暗へ思いっきりキャスト。

そこから高速で巻きながらトィッチ開始!!!

明暗の堺あたりで

「ゴゴン」

HIT!!

アジングロッドにビンビン引きが伝わる!!

「ズズズズズン」「ズズズズズン」という感じで走る!!

手元へ寄せて強引に引き上げる!セイ!

岸際のセイゴはたまたまだとして・・・沖のショートバイトはメッキだったようで、今日の活性では捕食のスイッチが入る前はショートバイトだけど、捕食のスイッチが入ると猪突猛進!っという感じ?

そんな独り言をブツブツ言いながら再度キャスト!

少し沖の暗の部分からトウィッチ開始。

「ググッ」

今度は暗の部分でHIT!!

先ほどより重い!!

でも引き上げられるサイズではない。セイ!

なるほど!先ほどよりいいサイズ!!!

やはり!!!

でもそのアクションは他のアングラーもやっているはずなのに自分と一緒にポイントに入ったアングラーは誰も釣れていなかった。

もう一つの捕食のスイッチとして考えられる事は・・・

イナッコの群れをバラけさせる

そうなんです。イナッコが「バシャ」っとはじけさせる事。

釣れる前に偶然トィッチしているルアーがイナッコの群れの中心を通り「ワシャ、ワシャ」と群れがはじけた次のキャストでアタリがあった気がしたので・・・

その為にリュウキを思い切りイナッコの群れに投げつけます。

すると「ワシャ、ワシャ」とイナッコが散るので、すかさず明暗の暗の部分からルアーをトウィッチしながら通すと・・・

「ゴゴン」という感じでアタリ!!

3匹目はバレてしまい・・・

その後はバイトが無くなったのですが。。

そんな感じです。

もちろん釣り人は自分だけで、濁りが効いていて活性もそこまで高くない故の行為ですので、他の方が居る場合は控えた方が良いと思いますが、水面の「バシャ」という音で捕食のスイッチが入る事はよくあるそうです。(下記参考)

来週からは気温が下がるので、潮が入れ替わるタイミングで魚が入ってくるかもしれません!!

いよいよ秋ルアーフィッシングシーズンIN

だといいですが笑

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