どうもこんにちわ。
昨日も仕事終わりに釣りに行ってきました。
時間は18時~17時半です。
今回の釣行で、結果的に釣果を上げる事が出来たのですが、そこに至るまでのプロセスを見出しに、かつ釣行報告と合わせてまとめてみました。
①ポイントを見定める
この日の潮は大潮で、丁度釣行開始の18時頃に満潮となります。
以前の釣行から、満潮のタイミングでベイトが入ってくるポイントが分かっていたので、そちらへIN。
結果的にこの日は1つのポイントで約1時間半釣行を行ったのですが、釣果を上げる事が出来ました。
以前の釣行から学び予測する事が大事
以前の釣行で、マイクロベイトは大潮で接岸し、さらにライトが当たる様な浅瀬やストラクチャー周りに居つく事が予想出来ました。
約2週間ぶりにのタイミングだったので、狙いを定めていました。
②ベイトを確認する
ベイトはボラの幼魚でハクが大半で、一番潮が当たるストラクチャー周りを回遊しており、そこをフィッシュイーターがボイルしている瞬間を目撃しました。
③フィッシュイーターのボイルを確認する
フィッシュイーターのボイルを確認できた事で、①の予測が確信に変わりました。
居る事が分かったので、ここからは「どうやってルアーを食わせるか」へと展開しいきます。
時間は18時すぎで辺りは暗くなってきております。
とは言え船や常夜灯の明かりで水面に明暗がくっきりと出来、明の部分はかなり明るいです。
ボイルのポイントを観察する
ボイルしているポイントを観察すると、大体決まった位置で発生しております。
・明の部分
・明暗の堺
・ベイトの群れがバラけるようなストラクチャ周り(ヨレ)
そして・・・
・沖の明暗(船の高部にある明かりによって発生)
それぞれのポイントにあったルアーで攻めますが、今回はライトタックルで始めていたので、まずは
「明の部分」、
及び、
「明暗の部分」、
さらに
「ストラクチャ周りのヨレ」、
をチェック。
④ルアーの動きを観察し考察する。
まずは基本となるクリア系、ダーク系のジグ単を放ります。
アタリなし。なぜっ!あんなにボイルしているのに!!!
ベイトとルアーがマッチしていない?
いえ、ジグ単でクリア系の5cm前後なので、マッチしていない事は無いのです。ジグ単をゆっくり引いたり、早く引いたりして、レンジを変えてみるも当たりすらない。なぜ食ってこないのか・・・
考察①:ベイトが多すぎてルアーを見つけられない。
ベイトが見つけられないなら、よりアピールの強いルアーに変更してみます。
アピール系マイクロジグ!魚子メタルと魚子バイブを試す!
単純にアピール力を上げてみて、リフト&フォールで縦のレンジを探ったり、速度を変えて広範囲に探ってみるも・・・当たりなし
考察②:見切られた
ジグのキラキラと、常夜灯や船の明るさで、「ベイトではない!」と認識された可能性があります。
攻めるポイントに適したルアー、かつ、ベイトのサイズ・動きにマッチしたルアーを選ぶ
足元付近は「明るすぎ」と「ベイトが居すぎ」で、目立つルアーは見切られ、ベイトと同様、同サイズのルアーは無視、もしくは気づいてもらえないという考えに至りました。
それでも根気よくキャスティングを続けるのも手ですが、まだ狙えなくもないポイントが残っております。そう・・・
「沖の明暗」
この時の「沖」は大体足元から50~60mぐらいです。
そこでタックル変更!
ジギングタックルにメタルジグをセット
あくまでベイトはマイクロだという点を意識しつつ・・・
「攻めるポイント」 = 沖の明暗(50m~60m先) → メタルジグ 〇
「サイズ」 = 5cmぐらい → ジグパラスロー 〇
「動き」・・・ (明るい水面にルアーを流してみる。)
ただ巻き・・・相当早く巻かないと見切られる感じなので ×
ジャーキング・・・キラキラしてアピールが効き、ダート気味に素早く動くので見切られずらそう。〇
さて実釣。
船の明かりの明暗の奥あたりに着水するようにキャスト。
そこからワンピッチジャーキング開始!
キラキラとダートの様な動きをしつつ、フォールの間を加えるイメージで・・・
「ゴン」っ
と急に重くなる!
HIT!(キタっ!)
ジギングタックルにPE1号なので、ガンガン巻きます。これも格安タックルですがコスパ抜群です!!!!!
タモが無い!!!
タモ車に忘れた!!!
手元に寄せてサイズを見たら50cmぐらいなので、引っこ抜きます!!
セイっ!
ポロっ!!
ギリギリ陸地!!!セーフ!!
メジャーも忘れたので測れず・・・
まあ50くらいですかね?フッコサイズ?
ナイスジグパラスロー
少し痩せてますので、ひょっとしたら産卵を終えて戻って来たばかりの魚体かもしれません。大潮に乗ってベイトを追いかけて港内に入ってきた個体が沖の明暗で群れからはぐれたベイトを捕食していた的な?
その後当たりが無くなり、スレなのか、時合なのか?
きっと両方だと思います。
相も変わらず、足元付近の明暗ではセイゴと思われるサイズのボイルが鳴り響いておりましたが・・・
これはなかなか釣るのは難しそうで、一度フローティングミニミノーを、それこそ浮かせたまま、微妙なテンションでトウィッチしてたら、一度だけ「コツ」っとバイトがありましたが、のらず。
マイクロベイトを捕食している性か、吸い込む感じで小さなバイト、すぐに違和感を感じるのか・・・合わせが難しいです。
一応反応がアッタルアーは・・・DUOのTOTOFAT 35F
マイクロベイトパターンは「魚の捕食」を理解するのに良い機会
今回釣れたのは、「たまたま」かもしれませんが、その「たまたま」を引き出せたのは、「タイミング」「水の中の状況」「ベイト」「捕食魚」と、それぞれについて考えた結果だと思いました。
実際海は満潮から下げに入った時点で濁り始めており、クリアならベイトに合わせたジグ単でも釣れたかもしれませんが、「濁り」と「ベイト」の量、さらに「光度」が釣りを難しくした感じがします。
皆が帰っていく中で釣れた1匹・・・
「ナイスフィッシュ」!
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