寒い時期のライトゲームは常夜灯を攻めよう!焼津港のライトゲームはランガン!【釣り部117】

寒い時期のライトゲームは常夜灯を攻めよう!焼津港のライトゲームはランガン!【釣り部117】

1月4日から仕事が始まりました。

1週間のうち釣りにいける時間帯は夕方から夜にかけての時間がメインになる人も多いのではないでしょうか。

寒さも本格的に厳しくなってきたので、朝の釣行は土日がメイン。

その土日で坊主を食らう可能性が非常に高い今日この頃ですが・・・

個人的にライトゲームのシーズンは1月~3月だと思っています。

理由としては、近年メッキがかなり寒くなる時期まで港内に残っている事。そしてハクや白魚、ウナギの子供などが港内に多くなり、それを追ってカマスやアジが入ってくるのがこの季節。

おととしはカマスが、去年はアジが一時釣れました。

寒さでアングラーも少なくなるこの季節。おすすめはライトゲーム。

おすすめライトゲームタックルはこちら

基本はランガン

ライトゲームの利点はその名の通り手軽に釣りができるところ。

逆にデメリットはオープンエリアのような場所。ルアーやリグも小さくなるのでとても魚を寄せる事ができなません。いわば子場所にいる魚を狙っていきます。

1.とりあえず常夜灯周り

まずは常夜灯周り。

これは基本です。

なぜなら常夜灯周りにはベイトである小魚が集まるからです。

基本的に魚は目視でエサを視認している為、光があったほうがルアーを見つけてくれやすいです。

エサ釣りなどの匂いがあるものに関しては常夜灯周りでなくても問題ないと思いますが、ルアーは疑似餌という名の通り、魚に似せているので、その姿が視認できたほうが釣りやすいとえます。

特に前途したように短時間で超過を上げるために、まずはやる気(食い気)のある魚を探していかないといけません。

常夜灯があるおかげで魚の気配も目視できます。

2.次にベイトが集まるようなポイント

常夜灯が近くにないポイントでも港内に流れ込む河川の傍や、シャロー、潮がよく当たるポイント、ストラクチャー周りなどはベイトとなる小魚が集まります。

よく行くエリアでこういったポイントがわかっている場合は、潮位等を確認した上で足を運んでみるのも良いと思います。

特に満潮付近は魚が入っている可能性が高いため足を運ぶ事が多いです。

特に冬場は港の億のドン詰まりのようなポイントや風が当たってごみが溜まっているいるようなポイントは、自然にベイトが流されて溜まっている事があるので、それを捕食しにカマスやアジ、メッキやセイゴがボイルしている事があります。

3.多少濁りがあったほうが良い

ポイントを回ってみたけど魚っ気がないし、全然バイトもない場合、大抵潮が澄みすぎているケースがあります。

潮が澄んでいるということは水温が著しく低下している為、プランクトンがほとんどいないと考えられます。つまりベイトとなる小魚も集まりません。

またこの時期の水温低下 = 「流れがない」ということが考えられます。

そのため、冬場は多少濁りが入りやすいポイントを回ってみるのも超過につながりやすいです。

パイロット的なルアー(リグ)は?

個人的には(というかいつもですが・・・)ガルプのストレートワームで多少重めのリグ(1.5g)がおすすめです。

まずはある程度広範囲を探りたいですし、レンジも手っ取り早く探っていきたいので多少重めのリグを使います。主にやる気のある魚やボトムの魚を狙う場合です。

反応があったらローテーションするルアーは?

上のパイロットルアーを使ってテンポよく探っていきます。

おすすめはリール一回転(1000番)ぐらいで軽くリフトさせるような誘い方。もしくはタダ巻き。

これで釣れた、もしくはバイトがあったらルアーをどんどんローテーションしましょう。特にバイトで終わってしまった場合はあきらかに見切られたか、活性が低いケースが大半です。

おすすめマイクロバイブレーション系の色違いをもっていると良いです。

1月5日に焼津港に17時40分付近でイン、4カ所目で時間的には19時近くに。

とりあえず1番手はガルプのベビサーディン2インチ 緑

リグはクロスヘッド1.5g

常夜灯の明暗の暗に落として、3秒ぐらいまったらリール1回転で2回ほど竿を軽くしゃくっての繰り返し、結構早いアクションで誘っていると・・・

「ググっ」

っと良く走る引き。

メッキ!

結構でかくなっていて、手のひらより少し大きいくらい23cmぐらい?

食ってくるポイントは完全に明の部分でレンジは1m強ぐらいだと思います。

結構ボトムにいる感じだったのでバイブレーションにチェンジ、ブリーデンのビーバイブ。

これはボトムまで落として・・・小刻みにリフト&フォールしていると・・・

「ググっ」

これまた良いサイズのメッキ。

この後バイブレーションをチェンジして魚子バイブでバイトがあるも・・・

なかなか食いが渋くなってきたので、ルアーサイズとアクションを落とす意味もあってガルプのピンクに変更。(クロスヘッド1.5gは変わらず)

暗の部分のボトムに落として小刻みにリフト&フォールして・・・

「ググっ」

なんとか30分で3匹の釣果を得られ、体は冷え切っていたこともあり撤収。

19時半に家路につきました。

ちなみに潮位は中潮の上げ4分くらいだったと思います。

メッキやカマスの様な回遊魚の場合はある程度手際よくかつ広範囲に探っていかないと数つれなかったりしますし、見切られないようにある程度早いアクションで探ったほうが良いです。

バイブレーションが見切られてきたと感じたらソフトルアーやガルプの色違いで通してあげると食ってきたりします。

この時、早いアクションで食ってくる魚がいるポイントでスローなアクションで食ってくる魚がいる可能性は結構低いと感じております。ストラクチャーや潮があたるポイントであればセイゴが食ってくると思いますが、アジなどの魚は大体スローに誘ったほうが食ってくるで、「早いテンポで探って釣れなくなってきたなあ」と感じたら最後にスローで表層とボトムをタダ巻きするぐらいのほうが体が冷えずらいくて良いです。

魚がいる確率が高いと思われるポイントでは・・・

ある程度港内を回っていると、魚がつきそうなポイントがわかってきます。やる気のある魚にも色々いて、カマスやセイゴ、太刀魚(シラガ)などは上記のリグで良いのですが、アジがやメバルがついている場合はリグを少し軽くします。

あきらかに表層にライズがある場合

この時には0.4g~0.6gくらいのリグで表層をスローにフォールさせながら誘います。基本的にフォールで食ってくる事が多いのですが、レンジが上の際にはなるべくルアーを見せたいので軽めのリグがお勧めです。

ただそんな場面は冬場はほとんど見られませんが・・・

中層からボトムまでを探る

これがこの時期のライトゲームで一番やりたくない(寒いから)。

リグとしては大体0.8g~1gくらいを使用しますが、できるだけシャローエリアがお勧めです。シャローエリアで常夜灯があるポイントはこれをやってもいいかなと思います。

まずキャストしてボトムを取る時間が寒い。

次にボトムを取るにはラインの感覚をつかまなくてはならないのですが、冬で風が吹いているとわかりずらいし、寒いしアウト。

風がなくても手がかじかんでくるので、ラインがたるんでボトムが取れたかわかりずらい。

フォール中のあたりも取りずらい。まあフォール中に当たってくるのはやる気がある魚なので・・・基本はボトムを取ってリフト&フォールしているところで食ってくる事がほとんどだと思います。

まあ焼津はアジがなかなか入ってこないのでこれをやる機会が減りましたね。

昔は一級ポイントがあって冬でも夏でもアジや魚が入るシャローポイントが港にありましたが、台風の影響で常夜灯が無くなってしまってからは渋くなりました。特に河川が絡むポイントではないのですが、潮位の影響は結構あって、それでも満潮時で水深2m強ぐらい。

それくらい常夜灯周りのシャローエリアは魚が入りやすいということかもしれません。

これからがライトゲーム本番!

ということで、寒さが厳しい1月~3月上旬、水温も下がりますが、マイクロベイトが徐々に港内にあふれてきます。シーバスなどのフィッシュイーターも戻ってきますが、それでも活性が上がるのは3月後半。それまでの時期にいかに釣りを楽しむには寒さと時間の問題が付きまといます。

そんな時こそライトゲームで楽しんでみたらいかがでしょうか!

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